７月の愚行

今月は、庭仕事、外出、ちあぱい作りと、
なんだか始終バタバタしていた気がします。


たまたま出先近くに手芸店マイケルスがあり、
何度も行きました。

こちらでは週に一度、集合郵便受けに
商店の広告だけが入った袋（Ad Bag）が配達されるんですが、
それにマイケルスのチラシも入っていて、
割引クーポンが付いているのです。

一度お店でメルアドを聞かれて教えたら、
メールでも割引クーポンが届くようになり、
せっかくだから使おうと思って毛糸を買いました。

「One Regular Price Item」とある通り、
割引のタグが付いていない定価の商品のみ、
１回のトランザクションで１商品だけの割引きなのです。

パトンの毛糸は、なぜかセールの時でも
割引対象外。
クーポンを使う絶好のチャンスではありませんか！


でも、一度にたくさんの毛糸を、
割引価格で買うことはできません。

例えば３玉レジへ持って行くすると、
最初の１玉のみが50％で、
残りの２玉は定価通り。


夫と私がそれぞれ、
クーポン１枚と毛糸１玉ずつ持ち、
レジへ向かうのです。


または、私が一人で、時間を変えて二度行く。


あるいは、行きと帰りで違う店舗に行くとか。


何とも面倒なことでした。

っていうか、セコすぎ？　笑


でもでも、州税と国税が合計で13％ですから、
合計金額にすると結構な金額になるんですよね。


セーター１着編める分の量は買えたんですけど、
パトンの糸って、
ロット番号同じなのに、色が違う…。
太さも微妙に違う…。


ムダな労力使いました。


こんなことなら、
いつものサイトでセールの時に、
サクッと買ったほうが精神的にも楽だと思います。
夫に嫌な顔をされることもなく、
ガソリン代もかからないですし。

夏の勉強だった、と思うことにしましょう。

上の手前、若干濃いめです　涙

ブラウザーを変えると価格が変わる

先月の終わり、コンピュータの起動ソフトを
新しくしたんです。


それ以後しばらく、
それまで使っていたのと違うブラウザーで、
サイトを見ていました。


なんか最近、広告入ってこないね…と、
ふと気づいたのが７月に入ってから。


ブックマークを見るために、
また元のブラウザーに戻した途端、
広告が復活しました。笑
いつもの毛糸販売サイトです。


本当にしつこく、
どこのサイトへ移動しても、
画面の端にいるんです。笑

ストーキングですか？というくらい。

お値段をフラッシュさせてアピールしたり。

メーカーが希望する販売価格の半分以下？
というときもあって、
ちょっと怖いです。


でも、そこはそれ、怖いもの見たさ？で、
お値段確認しに、迷わずサイトチェックです。笑


それでね、

試しにまた別のブラウザーも、
同時に開いてみたんですよ。

そうしたらなんと！

全然違うお値段ですよーっ。

なぜ？？？？？？

どーゆー具合になっているのでしょうか？



理由はともかく、
SFRよりもGCの方が低価格、という事実は掴んだので、
あとは欲しい毛糸が安くなるのを待つだけです。笑

我慢強く、根気よく、
毎日チェックあるのみ。


秋までに、お気に入りの毛糸が、
着分くらい廉価で買えると嬉しいです。

カナダで買える編み物の雑誌

先日、ふと雑誌のコーナーへ
立ち寄る機会がありました。

特に何か見るつもりがあったわけではなく、
ただ吸い寄せられるように。
ふらふら〜っと。笑


そうしたら、
ありました、編み物の雑誌！


かぎ針編みと棒針編み。
キッチリ、別モノとして扱われています。

編み物だけでなく、
いろんな趣味の雑誌があり、
見ているだけでも楽しめます。

最近のかぎ針編み、フルで編み図が載っていました。
ちょっと驚きです。

デザインも可愛いものが多いので、
これなら作れるかなって思います。



棒針編みの雑誌も、一通りパラパラとめくってみました。
どれも、ひと模様分の編み図は記載しているようです。


やっぱり『ヴォーグ・ニッティング』が一番好きかも。笑

日本のニット作家さんの作品に近い、
とても上品で凝った感じのものが多いです。


こちらの雑誌を見て編めるように、
頑張って英文パターン解読したほうが良いかなあ…と、
一瞬だけ心が動くんですけどね。

まあ、そのうち。



以下、近所のスーパー他にあった編み物の雑誌です。

　　Knit Simple

　　Creative Knitting

　　Vogue Knitting

　　Annie's
　　かぎ針編み、棒針編み、糸情報の他、クラフト全般の情報サイト。
　　

　　Interweave　
　　このサイトは、次の雑誌を統括しているようです。

　　「Love of Knitting」
　　「kit scene」
　　「Interweave Knits」
　　「Interweave Crochet」

夏の需要 アクア・ノッカース（ちあぱい）

通常は、コットン100％で、
しかも製造・販売会社と糸指定というノッカース（ちあぱい）ですが、
この時季はアクリルの需要が増えるそうです。


水着を着る機会が増えるから、でしょうか。


シリコン系素材のものは、暑くて蒸れるのかもしれません。
それに、シリコン製は外れたら沈んじゃうんですよね。

浅いプールならまだ良いですけど、
深いプールや海だったりすると、
取りに行くのも大変そうです。

アクリル糸で作ったノッカースは、
水に濡れても重くなることもないのでしょう。

夏はリクエストが増えるんだそうです。


知ってたらもっと早く作ってたのに！
と思うとちょっと悔しいですが。笑


また糸選びからやり直しですけど、
アクリル糸なら近所のウォルマートにあるので、
速攻で買いに行って、作りました。

こういう時の糸色は、
うーんと派手めで良いのかしら？
迷います。

幸か不幸か、品数少なめでした。
大人しめのカワイイ系の糸、
白ベースにピンク、水色、黄色が入った、
ベビー用のアクリル糸にしました。

これがまた細くて。泣
ツルツルして針から落ちやすいし、
編みにくかった…。

３ミリの４本針使用

まだ糸が残っていますが、早く届けたくて、

コットンのと共に郵送してしまいました。

誰かの役に立ちますように。

肌色ってどんな色？

パトン、ローワン、キャスケードと、
違う会社の糸でちあぱい作りましたが、
まだまだ他の会社のものも試したい！

というのも、アジア人の肌の色に一番近い（と私が思う）
「黄色」がなかなか見つからないのです。


「アーモンド」では茶色すぎ、
「オークル」では黄色すぎ…。


黄色がかったベージュ、と表現すればいいのでしょうか。
お化粧の下地であるファンデーションなら、
肌色の種類がとても多いのに。

クリーム系か、
イエロー系か、
またはベージュ系か。
色々とあたっていますが、
これだ！と思う色が見つかりません。

木綿糸の染色で、肌色は難しいのかもしれません。

というわけで、まだまだ糸探しが続きます。

お道具のアップグレード

珍しく、毛糸のサイトで編み針を買いました。

Knitters Pride の４本棒針（15cm）。


竹製のものに糸が引っかかるのが気になって気になって…。

それと、US５（３.75ミリ）という針、
どこにも売ってないのです。


ノッカースのチュートリアルビデオで、
インストラクターのおばちゃまが使っていたんですよ。
あれと同じのが欲しくて、
どーしても欲しくて。
すぐに欲しくて、
今回は送料を払いました。
といっても６ドルですが。

断面が四角のものだとばかり思っていたのに、
届いたのは円のです。
私には四角柱のは無理だよという天の声？


第一印象、15cmというのは短い気がしました。

でも、使ってみるとこれがちょうど良いのです、
ちあぱい作りに！

軽すぎず重すぎず、手触りも良くて。
初めて持ったのに、もうずーっと使っているような、
手に馴染みます。

頑張って編みなさいという、これまた天の声？

手持ちのコットン糸、どんどん減っていきます。

アレクサンドリアの毛糸屋さん

オタワからモントリオールへ行く途中に、
アレクサンドリアという町があります。


その町の少し南、地元の人しか通らないような田舎道に、
ステキな毛糸屋さんがありました。


ドライブに出かけてたまたま見つけたのですが、
とても興味深い店なので、記録しておきます。


The Millinery


「ミリネリー」は、婦人用の帽子屋さんのことだそうで、
羊毛フエルトで、帽子を作っているのです。

毛糸も各種揃っていて、
私は迷わずモヘアを購入！

ファームで飼っている羊から取れた毛を紡いで、
毛糸にしているそうです。

しっかりと太めで、存在感のある糸です。
たくさんある毛糸の中で、
目が釘付けになったのが、生成色のモヘアでした。
毛糸に呼ばれた気がします。

何を編むかはまだ考え中。
毛糸を眺めつつ、
地元でこんな素敵な糸を作っている工房があると思うだけで、
とても嬉しくなってしまいます。


編み物教室の他に、フエルト帽子の作り方、
織物、染色など、幅広く教えています。

今週は、秋のお教室のスケジュールも発表になりました。
秋からの予定、早く考えないと。

ピーマ、エジプト、海島綿

世界の高級木綿三大産地は、
南米、エジプト、カリブ海方面とか。

産量的には、インドや中国が多いような気がしますが。

南部アメリカの綿花栽培、奴隷映画で見た強烈な印象があります。
今でも生産量は世界上位に入っているようです。
（2009年は世界第３位。by National Cotton Council of America）



ちあぱい作りに Knitted Knockers で推奨している木綿糸は、
ピーマ・コットン。

アメリカの会社「キャスケイド（Cascade Yarns）」の、
Ultra Pima は、100％ピーマコットンです。

ピーマというのは、南米（特にペルー？）の先住民族の名前とかで、
キャスケイドの糸もペルー産。

あいにく肌色がなくて、
生成色のパトン、
焦げ茶色のローワンを購入しました。

各50g（1.75 oz）約120m（131 yds）

綴りは違いますが、パトンもローワンも「グレース」という名前。
　glace = 艶のある、艶出し仕上げした
　grace = 優雅、上品、優美な
という解釈で良いのでしょうか。


どちらの糸も、キャスケイドのより若干細めで、
かぎ針編みに向いているように思います。
ハイブリッドちあぱい作りに最適です。


パトンはマケドニア製、
ローワンはハンガリー製、両方ともヨーロッパの糸です。
使用した木綿の生産地はどこなのでしょう。

木綿は繊維の長さでグレードが決まるそうで、
ピーマやエジプト、シーアイランド（海島）綿などは、
長いものだと８cm近くもあるのだそうです。

艶があって、肌触りが良いものが最高級、
キャスケードの糸は、光沢があって柔らかいです。

100g（3.5 oz）約200m（220yds）

シーアイランドというのはどの辺だろうと思ったら、
西インド諸島（カリブ海）の島々のことでした。


木綿は、暖かいところで採れるのですね。



そういえば、エジプトで昔、木綿糸を買ったのです。
ナイルデルタの中央あたりで、
綿花が栽培されています。

カイロに住んでいた頃、友人が綿の採り入れを手伝いに行ったそうで、
とても羨ましかったのを覚えています。

ハーンハリーリ・スークの奥の方、
地元の人で賑わう界隈に糸屋さんがあって、
迷わず買ってしまいました。

あの糸も、艶があって柔らかいです。

夫の出張中にサマーセーターを編んだのですが、
まだ糸が残っています。
一体何カセ買ったんでしょう、私。

残念ながら、読めません

首と袖口が不安定…

木綿の糸は伸縮性がなくて編みにくいですが、
頑張ってたくさんのちあぱいを作りたいです。

「ちあぱい（ノッカース）」作り、その後

先日来、ちあぱい作りにハマってしまいました。

小さいものって、出来上がりが早くて良いですね。

でも、ハイブリッドちあぱいを作っているうちに、
基本である「オリジナル」や「ボトムアップ」の棒針編みも、
やっぱり避けては通れないと思うに至りました。

作り方動画とパターン集



団体によって指定糸が決まっていて、
かぎ針編み向きの糸、棒針編み向きの糸、
両方大丈夫な糸など、リストアップされています。


あちこちの店で指定糸を探したのですが、
肌色って種類が少ないんですね。

クリーム色、茶色はなんとか見つけましたが、
他に黄色っぽい肌色、薄茶色も作りたいなあと思います。
全ての人種の肌の色をカバーしたくて。

初めての４本棒針編み、なかなかうまくいきません。
それでも、増し目が針渡りの時にあるので、
糸が伸びて穴があく…というのを避けられて良いです。
４本針の練習には持ってこい！な「ちあぱい」作りです。

私の場合、編むたびにピッチが違うのか、
全然同じサイズに仕上がらず…。
結局、幾つも幾つも作りました。
棒針編みは、かぎ針編みより糸が少なくて済むので、
たくさんできるのです。


鍵針にせよ、棒針にせよ、
ちあぱい作りは、夏のプロジェクトに最適だと思います。



そうそう、カナダにも同じ団体がありました。
作り方の記載だけでなく、
収集場所（毛糸屋さん）のリストもあります。
もちろん、ノッカース（ちあぱい）をリクエストするのもありです。
これを読んでいる方でなくても、友人知人のどなたかが、
術後にノッカースを欲しいなあって思っていたら、
アクセスしてみてください。

KnittedKnockers Canada




なお、日本国内の団体は、チアウーマン です。
おっぱい部で「ちあぱい（ノッカース）」を作っているようです。
日本語の編み図は、ここの「JAPAN」 にPDFファイルがあります。

または、手編みパッドちあぱい♪編み図置き場
にもたくさんの情報がありますので、
編み物ができる方、挑戦してみてはいかがでしょうか？

カナダ建国１５０周年記念の毛糸

７月１日は、「カナダデー」。
カナダの建国記念日です。


今年は建国１５０周年ということで、
各地で様々な記念イベントが行われました。


繊維業界でも、記念の毛糸が作られたようです。

ナショナルパーク・コレクション


カナダ各州の国立公園をイメージして紡がれ、
そして染められた、そんな毛糸なのだそうです。


オタワの毛糸屋さんの店内で、
ポスターを見かけました。
残念ながらその店では、
すでにこの毛糸は売り切れ。

いつかまた見かけたら、
じっくりと色合いを確認して、
選んでみたいと思います。

私のカナダのイメージって、森と湖なんですが、
一体どんな色を組み合わせたら良いのでしょうね。