2017年9月28日木曜日

スターベレー再び with ポンポン


冬の間、たくさん作ったかぎ針編みのベレー帽。

覚えてるかな〜と思って、
また作ってみました。

忘れてます。笑

6〜7個分くらい編んだんですが、
思い出せなくて…。

仕方がないので、
またビデオを見ながら編みました。

使ったのは、
イタリア製のメリノ混純毛の糸。

かなり太いと思ったのに、
今度もまた私には若干小さめなサイズです。

サーモン、グレー、白という、
不思議な取り合わせの段染めで、
色の出方がどうしても好きになれなくて。

ネットで画像だけ見て糸選びをすると、
こういうことになるのよね…という悪い見本。


お帽子なら良いかも?と思い、
作ってみました。

色の件は、これくらいならまあいっかな〜。
そんな感じです。

想定外に肌触りの良い糸なので、
何とか頑張って使えるものを作りたいのですが。
なかなか難しいです。


ボトムアップで編み進み、
最後はトップ中央にグレーがきてしまいました。


ツル〜ンとした印象? 何か足りないような…



これはやっぱりポンポンを付けるしかないと思い、
初めてポンポンメーカーを使って作ってみることに。

楽〜。笑

糸の無駄がなくて、埃が飛ばないのが良いですね!
もっと早く買えばよかったのに、ポンポンメーカー。

余り毛糸、ひたすらポンポンを作ってみるか? 笑

我がニッポンのメーカーです



ポンポン、付けてみたら…。
断然あった方がイイ!


ポンポンも混合色にした方が良かったかな?


実際に被ってもらうと、こんな感じです。


この方、頭が小さい上に小顔で、よく似合います。笑


まだたくさん糸が残っているので、
いっそ量産しようかとも思いますが。笑

貰ってくれる人もないので、
まずはこれ1つにしておきます。

2017年9月25日月曜日

カナダで一番古い毛糸工場


カナダ東部のニューブランズウィック州へ行って来ました。

オタワから車で12時間くらいの旅です。
鉄道とかバスとか飛行機とか、
選択肢はあるにはあるのですが、
やっぱり車での移動が一番楽です。

それはさておき、
道中に表題の毛糸屋さんがあったので、
迷わず寄りました。

いなか〜。笑

素朴で良い感じです。


毛糸はほぼ全て、アウター用。
カウチンなどのヘビー級なもの向きですね。苦笑

それでも細くて柔らかそうな糸があったので、
2カセだけ買いました。


色がいい? 濃紺です



主要高速道路から一本道のはずなのに、
愛車のGPSに道路名がなくて…。

帰路に見つけた看板。泣

工場併設のお店です

毛糸を見ると、テンション上がります。笑


こういった、特定糸の専門店というのは、
やはり必須だと思いますし、
地域経済にも貢献しているわけで。
これからも素敵な毛糸を生産し続けていただきたいです。


2017年9月22日金曜日

ピンクリボン月間用ちあぱい


まだちょっと日がありますが、
10月は「ピンクリボン」の月、ですね。


「乳がん早期発見強化月間」で、
1日は「乳がん健診の日」。



秋冬に何を編もうかと考えながら、
ピンクリボンバージョンの「ちあぱい」を編みました。




こんなにピンクで良いのかな?と思いつつ。

ニュートラルな色の糸がなかったので、
このピンクを買いました。


ピンクリボン運動のリポンの色に最も近い色ですかね。


ペアを作るにはちょっと足りないかな…という余り糸、
このピンクと混ぜて編んでみました。






おまけは、ミニミニちあぱい。
可愛くないですか?




白の余り糸を使い切り、気分は最高!

2017年9月19日火曜日

結局、NoRo はこうなった


2玉だけお試しで買ってみた糸、
野呂英作の木綿糸「希望」。


夏からこっち、試してはほどき…を繰り返し、
結局のところ、ショーレットになりました。

作り目5目から始めて、
どんどん幅が広くなっていくタイプのです。

右側で2段目ごとに1目の増し目(かけめして次段でねじり目)をして、
左側で12段目ごとに4目伏せる。




段染めの糸って苦手だな〜と思いつつ、
いつまでも玉のまま持っていても仕方ないですしね。

こういうユニークな糸は、
ユニークなデザインでも良いかな?と思い、
とりあえず編みました。

もっとどんどん色が変わる糸の方が、
向いてるかもしれません。


でも、夏用の襟巻きは、
冷房対策に最適ですかね。




写真で見ると、オレンジ色が目立ちすぎな印象ですが、
肉眼だとそうでもないです。

2017年9月16日土曜日

毛織物の町、アルモント


オタワから西南へ50kmほどの所に、
アルモントという町があります。

先週末、ファイバーフェア(繊維祭)があったので、
行って来ました。


ミュゼ(博物館)と販売会場、双方への入場ができて5ドル、
駐車場は無料。

人出はあるけれど、ツイストフェアのように、
殺気立ったような混雑はありませんでした。

今でも石造りの建物が多く残り、
川も流れ、公園もあり、
とても魅力的な町です。


博物館になっている建物は、かつての工場(ミル)だそうです。


繊維織物博物館


「ミル」というと、私はすぐに製材所を連想してしまいます。
歴史的に、オタワとその近郊は、材木が主要資源だったんですよね。

でも、「製粉所」の方が一般的でしょうか。
あるいは「製紙工場」?

ウールなどの原毛を処理するのも「ミル」というのだそうです。

オタワ近郊には、
オックスフォードミル、ビショップミル、ミシシッピミルなど、
そのまま地名になっている町が結構あるんですよね。
土地の人に、何のミルなのか、つい確認したくなってしまいます。



博物館1階展示室


博物館2階展示室


現物展示多し。素敵な織りのマフラー


2階展示室には小型の機織り機が何台も置いてあり、
人はいませんが、現在も作業進行中でした。



一方、別会場になっているアリーナ。

入り口前にはアルパカがお約束?


ベンダーは、毛糸関連だけでなく繊維製品全般




かつて、10年前に家を探していた時、
この町の物件も候補に上がっていたのを思い出しました。

この夏で、私がカナダへ移民してきて10年。
もしアルモントに住んでいたら、
今とは違った暮らしになっていたのかも…。

人生に「もしも…」は禁句かもしれませんが、
少なくとも今住んでいる町よりは、
観光資源に恵まれ、風光明媚な所です。


2017年9月13日水曜日

編み物の映画『彼らが本気で編む時は』


最近のYouTube、
日本の映画やテレビドラマが、
目一杯見られるんですね。

編み物しながら見ているのですが、
編み物が題材になっている映画があって、
手を止めて見てしまいました。

まだ今年2月に上映。
今月からレンタル開始になったそうです。


彼らが本気で編むときは


内容がヘビーっていうか、
編み物の理由が一風変わっているというか。

編む理由って、
本当に人によって色々あるんだなあって。

供養の煩悩より、
痴呆のお母さんが編む理由が、
私にはより共感できるものがある気がします。


まだ若かった頃に夫が失踪。
たくさん編んで、
「亡くなった夫の棺に全部入れてやった…」
彼女の怨念だと。

私は今、20数年間の怨念を込めて編んでいるのかも?
そう思ったのでした。


猫がいなくなって、
もう家にばかりいる理由もないし、
編み物はもうやめようとも思うのですけど、
仕事も学校もない私には行く所もなく、
結局家にいて、
編み物でもしてないと、
気が変になりそうに悲しいのです。

せめて残りの毛糸を編んでしまわないと。

なんて思いつつ、
結局また買い足していくのかもしれません。


2017年9月10日日曜日

「鎖はぎ」で仕上げ


かぎ針編みのプルオーバー、
前後身頃と袖を合体させなくては完成できませんが、
今回は初めて「鎖はぎ」に挑戦しました。

本の指定通り。

初めて聞く単語だったので、
ネットで調べました。

かぎ針で1目すくった後、
2目(または3目)鎖編みをするのです。

へえ〜という目から鱗のはぎ方!

なぜ知らなかったのかな?と思いますが。
これはひょっとしたら、かぎ針編みのはぎ方なのでしょうね。


やってみる前は、
ちゃんと身頃が剥ぎ合わせられるの?と不思議でしたが、
完成してみると、なるほど〜な作業でした。





ブロッキングで、編み目を整えました。




この糸もまた、乾くのが遅いんですが…。

ひょっとして、室内が寒いから?

単に冷えているだけで、とっくに乾いているとか?

分かりません。


完成作品はこちら。

本より袖が長いのはなぜ???

この角度で見るといい感じ!


たまにはかぎ針編みもいいかも?

2017年9月7日木曜日

腰巻きスカート完成!


冬の間、テレビを見ながらでも編めるようにと、
一目ゴム編みで編んでいたスカート。

思っていたよりもうんと早く、
完成してしまいました。笑


ケープレットを編んだのと同じ毛糸、
残っていた15玉?を全て使いました。




せっかく編んだのに、
外へ来て行けないって勿体無いような気もしますが。

ロングブーツに合いそうなので、
気が向いたら外へ着ていくかも。笑

ウエスト部分、目数を半分にしてメリヤス編み、
縁をかがってから中にゴムを通しました。




朝夕めっきり寒くなったので、
早速着ています。

とーっても重宝!

よく伸びるので、ジーンズの上からでも履けてしまいます。
冬の必需品かもしれません。

2017年9月4日月曜日

珍しくかぎ針編みに挑戦


秋物というよりは、春向きの上っぱりみたいな感じですが。


主婦の友社『おしゃれなかぎ針編み』から


ローズともパープルともいえる色の毛糸、
益々春っぽいでしょうか。



今度のプロジェクトは、糸消費が目的ゆえ、
あえてかぎ針編みにしてみました。


それというのも、
スワッチを編んでいて、
「この毛糸、細すぎる!」
と思ったのです。


そりゃそうです。
極太糸でセーターを編んだばかり。

この毛糸は細すぎだよねえ…という「スポーツ」の糸。
限りなくDK(並太?)に近い太さだと思ったのに、
細いんですよ。

20玉も買っちゃって。笑


今度の毛糸は、スウェーデンのミラミア。

太さが「スポーツ」か「アラン」しかありません。




これもまたメリノウール100%ですけれど、
ローワンの糸のようにアティフィシャルな印象はありません。

スワッチを洗っても、伸びませんでした。
洗ってすぐはちょっと心配な手触りでしたが、
乾いたらフワフワ感が出た気がします。


例によって、まず袖を試し編み。
できなさそうだったらやめようと思ったのですけど、
サクッとできてしまって。
まあ、半袖なので早いですが。笑


現在、前後身頃とも2玉終わったところ。


かぎ針編みは一目間違うと、
間違ったところまで解かないと修正ができませんからね。
一段一段、念入りにチェックして編み進まなくてはいけません。

袖は短い分、早く編めましたが、
身頃はちょっと手こずっています。


そろそろ木々の紅葉も始まり、
秋の庭仕事が増えてくる季節。
編み物は後回しになりそう…というか、
腕や指が痛くて編めなくなりそうです。


2017年9月1日金曜日

一目ゴム編みの作り目


先月、初めて編んだ志田ひとみさんのニット。
指定糸はカナダで買えないので、代替え糸を使いましたが、
それ以外は、たった1つのコトを除いて、本の通りに編みました。


それは何かというと、一目ゴム編みの作り目です。

本では、
「別糸で編む一目ゴム編みの作り目」
とあります。


実は私、別糸を使って一目ゴム編みの作り目をする、
というのを知らなくて。苦笑

ネットで動画を探しました。
その作り目の方法を知って、ビックリ…。

別糸で鎖編みを必要目数の半分+1目作り、
まず表編みのみで3段、
それからゴム編みにする…。


なぜそんなことを?という面倒臭さ。

安定して作り目ができる、というのは確かですけれど。
すごく時間がかかりそう…。


私はもっぱら、30年前にお姑さんから教わった方法。
「イタリアンメソッド」というのがありますが、
あれの変形です。

覚えてるんですね、若い時に習ったことって。
このやり方、とても簡単なんですよ。

出来上がりもキレイですし。




そんなわけで、別鎖ではせずに、
サクッと作り目して編みました。
志田さん、ごめんなさいっ。


広瀬さんのチェンネル発見

YouTubeのお薦めに、 広瀬光治さんの動画が上がってきました。 『広瀬光治のあみものワールド』 即見です。笑 なつかしい〜! 初回のライブ配信では、 ご自身の経歴を話されていて、 初めて伺うことばかりで、聞き入ってしまいました。笑 『おしゃれ工房』の話もされています。 番組名...