2017年3月17日金曜日

かせくり機を自作する



在庫処分価格で衝動買いしてしまった毛糸、
カセの状態でした。



椅子の背もたれなどに渡すか、
自分の足に引っ掛けて、毛糸玉にしていくしかありません。



昔、祖母が持っていたカセくり機と玉巻き機を思い出し、
カナダにもないかと思って、探してみました。


カセの状態の糸は、「Skien(スキーン)」というのだそうです。

かせくり機は「Knitting Swift(ニッティング・スウィフト)」といい、
こちらでは蛇腹式で木製の「アンブレラ」タイプが多いです。

玉巻き機は「Ball Winder(ボール・ワインダー)」。



どちらも毛糸の専門店にあるのですが、結構なお値段。
両方買うと、200ドル近くが飛んで行ってしまいます。

道具にそんなにお金をかけるなら、毛糸を買いたい…。

今後も常時カセの糸を買うかどうかも分からないしと、
迷っていたら、夫が造ってくれました。
かせくり機!





切り落とした角材(2X6)の上に、
穴を開けた薄板を2枚置いてネジで止めたもの。

後は、糸束の長さによって丸棒の位置を変えればいいのです。


至ってシンプルですが、これがとーっても良いのです。
アーミッシュの人たちも、似たようなのを使うそうですよ。


玉巻きは、ラップの芯に手で巻きつけます。
毛糸の状態を手で触って確認できるのと、
柔らかい毛糸の風合いを楽しめるので、
玉巻き機で一気に巻くより好きです。


お陰でカセは全て玉になりました。
そして巻いた糸、中心から出てくるので転がりません。


***

追記:実際に使って巻いている動画を撮りました。
   2分ちょっとのあたりでひっくり返しており、裏側が見られます。




追記2:ようやく動画に撮りました、かせくり機。ご参考になればと思います。







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