在庫処分価格で衝動買いしてしまった毛糸、
カセの状態でした。
椅子の背もたれなどに渡すか、
自分の足に引っ掛けて、毛糸玉にしていくしかありません。
昔、祖母が持っていたカセくり機と玉巻き機を思い出し、
カナダにもないかと思って、探してみました。
カセの状態の糸は、「Skien(スキーン)」というのだそうです。
かせくり機は「Knitting Swift(ニッティング・スウィフト)」といい、
こちらでは蛇腹式で木製の「アンブレラ」タイプが多いです。
玉巻き機は「Ball Winder(ボール・ワインダー)」。
どちらも毛糸の専門店にあるのですが、結構なお値段。
両方買うと、200ドル近くが飛んで行ってしまいます。
道具にそんなにお金をかけるなら、毛糸を買いたい…。
今後も常時カセの糸を買うかどうかも分からないしと、
迷っていたら、夫が造ってくれました。
かせくり機!
切り落とした角材(2X6)の上に、
穴を開けた薄板を2枚置いてネジで止めたもの。
後は、糸束の長さによって丸棒の位置を変えればいいのです。
至ってシンプルですが、これがとーっても良いのです。
アーミッシュの人たちも、似たようなのを使うそうですよ。
玉巻きは、ラップの芯に手で巻きつけます。
毛糸の状態を手で触って確認できるのと、
柔らかい毛糸の風合いを楽しめるので、
玉巻き機で一気に巻くより好きです。
お陰でカセは全て玉になりました。
そして巻いた糸、中心から出てくるので転がりません。
***
追記:実際に使って巻いている動画を撮りました。
2分ちょっとのあたりでひっくり返しており、裏側が見られます。
追記2:ようやく動画に撮りました、かせくり機。ご参考になればと思います。
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