2017年6月30日金曜日

「ハイブリッドちあぱい」に挑戦


手編みのノッカー(おっぱい)、
北米では棒針編みが主流ですが、
かぎ針編みもPDFのパターンと共に、
作り方ビデオもあります。

増し目はかぎ針編みが効率的だし、
減らし目は棒針編みが楽だと思うなあ…。

そう思っていたら、
Knitted Knockers のサイトに紹介されている日本の団体で、
「ハイブリッドちあぱい」
なるものが紹介されているのを見つけました!

日本の利用者によると、
表は割と硬めのかぎ針編み、
裏は感触の柔らかい棒針編み、
という組み合わせが、とても良い塩梅なのだそうです。


というわけで、早速ハイブリッドちあぱいを作ってみました。

           表



           裏



想像通り、かぎ針編みで増やし目して、
棒針編みで減らし目するのって楽です。
ただ、4本棒針を使うのが初めてなので、
まだぎこちなくて。笑


表と裏、違う太さの糸にした方が良いような気がします。
境目となる2段、特に編まなくても自然と区切りができるように思うんですが、
こればかりは綿を入れてみないと分かりません。

まだまだ研究の余地あり、です。


2017年6月27日火曜日

マネキンボディを買ってしまいました 


買ってもらってしまいました、という方が当たっていますが。
カナダの中古品販売サイト「kijiji」で、夫が見つけて買ってくれました。


実は、私自身も同じサイトで探したんですが、
どうやら英語の単語が的外れな感じで、
欲しい物に巡り合えないでいたようです。

日本語でも何と言うのか知らないのに、
英語で探すって…。笑


マネキンは、よくデパートなどに服を着せて飾ってある、体全体のもの?
英語だったら、Mannequin Body(装飾用)、Sewing Form(洋裁用)、
そんな単語がキーポイントでしょうか。


しばらく、服地屋さん(Fablicland)で見つけて、狙っていたんです。
とても高額だったので、自分で作ろうかと思っていました。
ガムテープを自分の体にグルグル巻きにして、
自分で作っている人たちをネットで見つけて。


悩んでいるうちに、洋裁用のボディが売りに出ているのを見つけて、
早速連絡してランデヴーすることに。
運んでくれたのは、まだ若い女性でした。



これ、前後左右上下、たくさんダイヤルが付いています。





昔お母さんが買ったそうですが、自分のサイズにならないとかで、
ずっと使ってなかったとのこと。
古いけど新品同様という、不思議なボディです。

洋裁用だから、編み物だけでなく、洋裁にも使えます。笑
まち針が刺せるって、ステキ! 


編みながら、体に合うかどうか確認できるってのは良いですね。
完成した後、ボディに着せて撮った写真は、とても上出来に見えますし。

先日やっと完成した縄編みのVネックセーター、
ボディに着せてみると、とってもいい感じです。





私はボディよりウエスト周りが太いので、
残念ながらこのセーターは完璧に私向きではありませんが。



何れにせよ、早く仕上げるモチベーションにと、
編み机のすぐ横に置いています。

私のところへ来てくれて、ありがとう。



2017年6月24日土曜日

編み物をして役に立ちたい!


今月は各地で様々なも催し物があり、
参加者のサイトで知ったもの、
ふと行ってみて知ったもの、
その一つに
KnittedKnockers
というのがあります。


ひと言でいうならば、
「手編みのおっぱい」
でしょうか。


乳がんの手術で乳房をなくした女性たちを
手編みのおっぱいを作って励まそうというもの。


創設者のバーバラさんご本人も、
手術でブラジャーがスカスカになった一人だそうです。


シリコンの乳房を付けることもできるわけですが、
重くてとても着け心地が悪いのだとか。
おまけに高額でもあり、術後に全ての女性が
シリコンに頼れる訳ではありません。

そこで、コットンの手編み糸を使って、
おっぱいを作ろうというわけです。


リンク先のサイトには、
作り方のビデオ、PDFパターン(英語)、
使用糸と送り先の案内などがあります。
ご興味があれば、ぜひ。
かぎ針編み、棒針編み、両方での参加ができます。

KnittedKnockers




2017年6月21日水曜日

第12作 ようやく完成、Vネックセーター 


そろそろカナダも夏っぽく、陽射しが眩しくなりました。
でも、気温も湿度も低く、とても爽やかな日々です。


長らく放置していた長袖Vネックの縄編みセーター。


やっと、やっと、やっと、
終わらせることができました。


脇のはぎ、袖付けなど、各パーツを合体させ、
1枚のセーターとして仕上げることの難しさ、
面倒臭さを嫌という程味わいました。



普通にすくいとじをすればいいのですが、
どうも引きつったような感じになるのがイヤで。


伸縮性を出すために、本返し縫いにしたかったのです。


実際、本返し縫いしたのですが、
セーターの本返し縫い、こんなに大変とは…。
表の編み模様を揃えるため、
本当に注意してすくわなくてはいけません。



しつけ糸をすると、表の編み地が見えず、

仮留め縫いをすると、表を見るのにひっくり返さないといけない。



あれこれと考えている間に、日にちが過ぎてしまいました。

試してはほどき、益々日にちが過ぎました。


いっそのこと秋になってからやろう、
と思ってお蔵入りにしていたのですが。
ふと思いついて、
「まち針」方式にしてみました。


長い竹串を3つに切って先を尖らせ、
まち針として使うというもの。


これ、思いのほか良かったです。
それでやっと仕上げられました。


が…。


本の編み図の通りではありますが、
いかり肩でとんでもないモノになってしまいました。
せっかく出来あがったのに、はるかに超える私のサイズ。
袖がダランダランです。


本の写真はほぼ全て、肩が落ちています。
外国人のモデルさんが着てなお、肩が落ちて袖が長め。
私が選んだセーターは、肩は落ちているものの、
違和感のない印象だったのです。


それなのに。
ああ、ガッカリ…。



ボディ部分は大丈夫なサイズなので、
秋になったら袖を外してベストにでもしましょうか。
いっそ全部解いて、違うセーターに編み直すとか?

編み図選びの大切さを実感した1枚でした。



2017年6月18日日曜日

羊毛フェア


オタワから西南へ車で40分ほど走った所にある、
カールトンプレースという町へ行ってきました。

その町には、刈った羊毛を毛糸にするための前処理をする工場があって、
羊の毛の刈り込みをするというのです。

手際よくバリカンで刈られて、
羊もさぞかしさっぱりしたことでしょう。






他にも、犬たちによる羊の囲い込みの実演、
バンドの演奏、毛糸のセールなどなど、
盛りだくさんで、家族づれが多かったです。





工場が入っている建物は、
元々電車のメンテナンスをする所だったそうで、
古いレンガ造りで趣がありました。

通常は稼働しているので入れませんが、
今日は一般公開されていて、奥の方まで見学できました。





その建物には他に、毛糸屋さんと馬具の店が入っています。

鉄道時代の品々の展示もあるらしいので、
ぜひまた訪ねて、写真を撮って来たいと思います。


ちょっと遠かったですが、
とても楽しいイベントでした。




2017年6月15日木曜日

昔編んだセーター 


ブランクが長すぎて、
若い頃に編んだセーターのこと、
すっかり忘れていました。

初めて着られる物を編んだのは確か、
雑誌「non-no」記載のふんわりベスト。
襟元でリボン結びするタイプでした。
迷わずピンクを選びましたが、どこの会社の毛糸だったのか、
全く記憶に残っていません。


次は、アンゴラうさぎの糸で、ボタン付きのベスト。

少女時代にそんなのを編んでいたなんて、
私って結構すごくない?とか思ったり。笑
今見たらきっと、目が飛んでるとか、
いろんな間違いがあるんでしょう。


大人になってからは、
前ボタンのジャケット、
太モヘアのジャケットとすかし編みのセーター。
シルク糸とモヘアで縄編みベスト、
ダイヤ模様のポップコーン付きプルオーバーなんてのも編んだんです。
1つも写真がないのは残念。

私が編んだものって、全て母のものになりましたが、
母亡き後、どうなったのか…。



男物Vネックのセーターなどは、
バレンタインやクリスマスのプレゼントにするから、
当然人手に渡っています。笑







考えると、今私の手元にある編み物の本のほとんどが、
若い頃に編んだセーターの編み図が載っているものです。

また編みたいな、というか編んでいるわけですけど、
時代が変わっても着られるデザインばかりで、
良いものはいつまでも良いんですね。



むかーしの彼に編んであげたセーター、
今同じのを編んで着たら、お揃いね〜なんて。笑
まだ持ってるわけもないでしょうに。


そうやって、若い頃の自分を振り返りながら編める幸せ、
長く続いて欲しいです。


2017年6月12日月曜日

6月10日は何の日? 


「ワールドワイド・ニット in パブリック」
(公共の場所で編む)
の日だったのですって。


関連イベントとして、
毛糸屋さんがセールをしたり、
店の前で皆で編み物をしたり。


面白そうでしたが、
たまたま予定があって、
私は参加できませんでした。


でも、個人的には、編み物って家でしたいです。
居間で大きなソファにくつろいで、
紅茶とクッキーを頂きながらとか。
ゆったりのんびりな気持ちになれると思うので。


確かに編み物って孤独な作業ですけど、
孤独だな〜と思った時は、
毛糸屋さんに行くとか、
編み物サイトを見るとか、
近所でサークルを探すとか、
編み物する人のブログを読みまくるとか。
自分が編んでいる休息としてするのが得策かと。



知らない人と繋がりたいとか、
編み物をもっと知ってほしいとか、
そういう気持ちもちょこっとあるので、
来年スケジュールが合いてそうだったら、
何かのイベントに参加するかもしれません。


World Wide Knit in Public Day

2017年6月9日金曜日

第14作 輪針で編むスカート


ケープレットとお揃いになるかなと思って、
同じ毛糸でスカートを編むことにしました。

まだ10個くらい毛糸が残っていたのです。


夜、居間でテレビを見ながら、
まったり編める簡単な編み目模様が良いと思い、
本当に簡単な、ねじり目の一目ゴム編みにしました。






これはもう慌てず、ゆっくり、
それこそ暇に任せて編み進めようというものでした。
冬までにできればいいかな、と思っていたのにもう8玉目。
夏の終わりを待たずに、出来上がってしまいそうです。


あまりにもシンプルな編み目で、
ケープレットの縄編みとはバランスが取れないかもしれません。


長めの腹巻か、あるいは腰巻か、
何れにしても冬の部屋着として重宝しそうな気配です。


2017年6月6日火曜日

首から編んで出来上がったもの


セーターを編むつもりで買った毛糸でしたが。

4玉編み終わったところで、
妙にヨークが大きい…と思うに至り。

別糸に通して、
編み針から外してみました。

自分の肩に置いてみたら、
やっぱり大きい。


どうしようかな…と思い…。



こうなりました。
ケープレット(ケープショルター)です。







4玉強編んだところが、
ちょうどヨークの終わり。

このまま編み進めたら、
とんでもなく大きなものになると思って、
編むのをやめました。


解いて編み直すのが惜しくて。
上下に一目ゴム編みを足してみたのですが、
これはこれで良いんじゃないかと。


毛皮みたいな糸で、縁飾りを付けたり、
コサージュを付けてもいいかな、などなど、
アイデアがどんどん浮かびます。


とりあえず、かぎ針編みでお花を作って、
中央にリバティのボタンを付けてみました。


初秋に役立つアイテムかも。
なんだかコジツケみたいでしょうか。


夏の終わりに着て、人々の反応を見てみましょうっと。






追記:ボディに着せてみました。




2017年6月3日土曜日

シャネル風ジャケットを編みたい! 


銀のラメ入り変わり糸、
モヘアと2本取りにしようと思っていたのですが、
編み地をどんな模様にすればいいのか、
なかなか悩むところです。


最初は、棒針編みにするつもりでした。
太めの編み針で、透かし編みにしようと思って。

でも、モヘア糸があまりにも細いので、
やっぱりかぎ針編みにしようかな、と。

シャネルのような、襟なしのジャケットにしたくて。
服地のような見た目が欲しいのです。


試し編みをしてみたら、2本どりでもまだ細すぎる感じ。
もう1本混ぜて、重さと質感を出したい気がします。



そこで、手持ちの毛糸を混ぜて、試し編み。




同系色のグラデーションの糸(右端)が、糸の太さも同じくらいで、
バランスが良いように思います。

しかし、ラメ入りにシルクモヘアにキヴィックと、
決してお安くない糸ばかり、3本も混ぜるって…。


限りなく、本物のシャネルジャケットに近いものになってしまいそう。


やっぱりもう少し考えた方が良いかもしれません。

広瀬さんのチェンネル発見

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