2017年3月11日土曜日

毛糸の再生 


一度編んで解いた毛糸というのは、
インスタントラーメンみたいに縮れていますね。


違うものに編み直すためには、
なんとかしないといけません。

むかーし母に「蒸せばいい」と教わりました。

実際にやってみたことがなかったので、
本当にただ蒸せば良いの?と思って半信半疑。



ネットで調べたら、
やっぱり蒸せば良いのですが、
糸を蒸気にくぐらせる、と表現すればいいでしょうか。

私は一度にドサっと蒸し器に入れて、
ガンガン蒸気に晒すイメージを持っていたのですが、
どうやら違うようです。


もしくは、ヤカンの口に専用の筒状器具を付けて、
くぐらせながら糸巻きで巻いていく感じ?

でも、いきなり巻いてしまうのって、まだ乾いてない気がしますけど。

毛糸の再生にはあの器具が一番合ってるような気がして、
とっても欲しいんですけど、どこに売っているのやら…。


ヤカン用の専用デバイスの代わりに、
手持ちの古い鍋を使うのも一案だと思い、試してみました。
ちょうど蓋に2つ穴が空いているので、
1つは入り口、もう1つは出口にして、毛糸を通します。

大きさを調節できるスチームトレイといえば良いのでしょうか、
これを逆さにしてお鍋に入れます。
高さ調節のため、底に割り箸を入れました。

以下、一連の作業の写真です。



解いたら、こんなにクルクルです。



蒸し器を逆さにして鍋に設置。突き出している足が、鍋の蓋に接触するようにします。




左の穴から入れて、右から引っ張り出します。



適当な台がなかったので、ザルもボウルも床に置きました。




スチームに晒された後の糸をザルに盛り上げ、
風通しの良いところにしばらく置いてから、巻きました。


こうやって書き出してみると、
何もこんなに面倒なことをしなくても、
古いヤカンの蓋を外して、毛糸を蓋側から口へと
くぐらせるだけで良かったのかも…とも思いますが。



洗うのも一案かなと思ったのですが、水につけてしまうと、
脱水と乾燥が大変かもしれません。

或いはスチームアイロン?とも思うのですけれど、
適当な台を思いつきません。
少量なら、一般的なもので大丈夫かもしれません。
でも、アイロンから出た蒸気がどんどん水になって、
周りがビショビショになりそうな気がして…。


また何か解いたら、違う方法を試してみましょう。


同時に、アンティーク屋さんで毛糸再生用の専用器具、
探してみようと思います。


ちなみに「縮れてしまった毛糸」は英語で、
Crimped yarn(クリンプト ヤーン)と言うのだそうです。
口語では、Kinked(キンクト)というのをよく聞きます。


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