そろそろカナダも夏っぽく、陽射しが眩しくなりました。
でも、気温も湿度も低く、とても爽やかな日々です。
長らく放置していた長袖Vネックの縄編みセーター。
やっと、やっと、やっと、
終わらせることができました。
脇のはぎ、袖付けなど、各パーツを合体させ、
1枚のセーターとして仕上げることの難しさ、
面倒臭さを嫌という程味わいました。
普通にすくいとじをすればいいのですが、
どうも引きつったような感じになるのがイヤで。
伸縮性を出すために、本返し縫いにしたかったのです。
実際、本返し縫いしたのですが、
セーターの本返し縫い、こんなに大変とは…。
表の編み模様を揃えるため、
本当に注意してすくわなくてはいけません。
しつけ糸をすると、表の編み地が見えず、
仮留め縫いをすると、表を見るのにひっくり返さないといけない。
あれこれと考えている間に、日にちが過ぎてしまいました。
試してはほどき、益々日にちが過ぎました。
いっそのこと秋になってからやろう、
と思ってお蔵入りにしていたのですが。
ふと思いついて、
「まち針」方式にしてみました。
長い竹串を3つに切って先を尖らせ、
まち針として使うというもの。
これ、思いのほか良かったです。
それでやっと仕上げられました。
が…。
本の編み図の通りではありますが、
いかり肩でとんでもないモノになってしまいました。
せっかく出来あがったのに、はるかに超える私のサイズ。
袖がダランダランです。
本の写真はほぼ全て、肩が落ちています。
外国人のモデルさんが着てなお、肩が落ちて袖が長め。
私が選んだセーターは、肩は落ちているものの、
違和感のない印象だったのです。
それなのに。
ああ、ガッカリ…。
ボディ部分は大丈夫なサイズなので、
秋になったら袖を外してベストにでもしましょうか。
いっそ全部解いて、違うセーターに編み直すとか?
編み図選びの大切さを実感した1枚でした。
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