先月、送料無料の金額合わせのためもあって、
野呂英作の糸を買ってみました。
「希望」という名がついています。
ラベルに日本語が書いてあって、
なんだかとても嬉しくなってしまいました。
青系のグラデーションにオレンジ色が少し混じった、
なんとも個性的なコットンの糸です。
試しに少し編んでみましたが、
私はどうも段染めの糸は苦手かもしれません。
こんなに主張の強い糸で、一体何を編めばいいのでしょう?
まだ十代の頃だったと記憶していますが、
とても高級で面白い毛糸を製造販売している会社があると、
どこかで聞いたことがありました。
今から思えば、ノロヤーンのことだったのでしょう。
野呂英作の本社は、愛知県一宮市。
一宮といえば、繊維で栄えた街です。
周りの人々がガチャマンと言われ服地の生産をして繁盛している中、
誰が買うんだろうと思うような、高くて個性の強い毛糸を作って売る。
かなりの変り種というか、変人だったのかもしれませんね。
現在は、海外でとても人気があるようです。
カナダでも、編み物をする人でノロを知らない人はないかも。
毛糸専門店には必ず置いてありますし。
試し編み後、巻き直しました。
まだまだ私には難しすぎる糸ですが、
いつかノロヤーンで何か素敵なものを編んでみたいです。
それまで私を励ましてね、ノロくん!
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