オタワから西南へ50kmほどの所に、
アルモントという町があります。
先週末、ファイバーフェア(繊維祭)があったので、
行って来ました。
ミュゼ(博物館)と販売会場、双方への入場ができて5ドル、
駐車場は無料。
人出はあるけれど、ツイストフェアのように、
殺気立ったような混雑はありませんでした。
今でも石造りの建物が多く残り、
川も流れ、公園もあり、
とても魅力的な町です。
博物館になっている建物は、かつての工場(ミル)だそうです。
繊維織物博物館
「ミル」というと、私はすぐに製材所を連想してしまいます。
歴史的に、オタワとその近郊は、材木が主要資源だったんですよね。
でも、「製粉所」の方が一般的でしょうか。
あるいは「製紙工場」?
ウールなどの原毛を処理するのも「ミル」というのだそうです。
オタワ近郊には、
オックスフォードミル、ビショップミル、ミシシッピミルなど、
そのまま地名になっている町が結構あるんですよね。
土地の人に、何のミルなのか、つい確認したくなってしまいます。
博物館1階展示室
博物館2階展示室
現物展示多し。素敵な織りのマフラー
2階展示室には小型の機織り機が何台も置いてあり、
人はいませんが、現在も作業進行中でした。
一方、別会場になっているアリーナ。
入り口前にはアルパカがお約束?
ベンダーは、毛糸関連だけでなく繊維製品全般
かつて、10年前に家を探していた時、
この町の物件も候補に上がっていたのを思い出しました。
この夏で、私がカナダへ移民してきて10年。
もしアルモントに住んでいたら、
今とは違った暮らしになっていたのかも…。
人生に「もしも…」は禁句かもしれませんが、
少なくとも今住んでいる町よりは、
観光資源に恵まれ、風光明媚な所です。
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