2017年9月16日土曜日

毛織物の町、アルモント


オタワから西南へ50kmほどの所に、
アルモントという町があります。

先週末、ファイバーフェア(繊維祭)があったので、
行って来ました。


ミュゼ(博物館)と販売会場、双方への入場ができて5ドル、
駐車場は無料。

人出はあるけれど、ツイストフェアのように、
殺気立ったような混雑はありませんでした。

今でも石造りの建物が多く残り、
川も流れ、公園もあり、
とても魅力的な町です。


博物館になっている建物は、かつての工場(ミル)だそうです。


繊維織物博物館


「ミル」というと、私はすぐに製材所を連想してしまいます。
歴史的に、オタワとその近郊は、材木が主要資源だったんですよね。

でも、「製粉所」の方が一般的でしょうか。
あるいは「製紙工場」?

ウールなどの原毛を処理するのも「ミル」というのだそうです。

オタワ近郊には、
オックスフォードミル、ビショップミル、ミシシッピミルなど、
そのまま地名になっている町が結構あるんですよね。
土地の人に、何のミルなのか、つい確認したくなってしまいます。



博物館1階展示室


博物館2階展示室


現物展示多し。素敵な織りのマフラー


2階展示室には小型の機織り機が何台も置いてあり、
人はいませんが、現在も作業進行中でした。



一方、別会場になっているアリーナ。

入り口前にはアルパカがお約束?


ベンダーは、毛糸関連だけでなく繊維製品全般




かつて、10年前に家を探していた時、
この町の物件も候補に上がっていたのを思い出しました。

この夏で、私がカナダへ移民してきて10年。
もしアルモントに住んでいたら、
今とは違った暮らしになっていたのかも…。

人生に「もしも…」は禁句かもしれませんが、
少なくとも今住んでいる町よりは、
観光資源に恵まれ、風光明媚な所です。


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